スティーヴン・ストロガッツ『ふたりの微積分――数学をめぐる文通からぼくが人生について学んだこと』

スティーヴン・ストロガッツ『ふたりの微積分――数学をめぐる文通からぼくが人生について学んだこと』

微積分とは、未来を予言し過去を再現するものらしい。

無限に短い時間について考えるらしい。

熱い。

数学で一桁点数を取った私に理解できるだろうかというのが懸念されるけれど。

 

ふと、

昔ラジオから流れてきた

「君を微分したい」

という数学青年の告白と、

 

「君の行動をビデオにとって数値化してすべてを予測できる数式を導き出したい」

という恋愛小説のセリフを思い出した。

 

当時はその理解不能な視点におかしさを感じたけれど、

今はある種の極まった愛の深刻さを感じ取れる。

 

この変態的な感性の美しさ。

 

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