東野圭吾『怪しい人びと』

東野圭吾『怪しい人びと』

初期の短篇集なので文章もいまいちだし、トリック自体もご都合主義すぎる部分はある。
また物語が90年台前半に書かれているため全体的な古めかしさは否めない。それでも平均以上の面白さはさすが東野圭吾である。

トリックというよりも人間心理に焦点を当て、主人公の予想を裏切る結末系の話が多かった。
途中でオチは読めるがそこそこ楽しめる。
この短篇集は読んでいないと思ったけれど、ぽろぽろ既視感のある内容があったので既読だった。
人間の脳みそとは儚いものである。

(読了日:14/2/1)

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