長野まゆみ『新学期』

長野まゆみ『新学期』

両親を亡くして叔父の家で暮らしていた少年は、17歳年上の兄に引き取られることになり、
兄が教師を務める中学校に転校する。
そこで出会った風変わりなふたりの少年との交流、
遠くの親戚と言えるくらいに関係の薄い兄とのぎこちない生活と歩み寄りが丁寧に描かれている。

耽美要素もファンタジー的なものも薄く、ごく普通の青春小説の印象である。
世界観は美しいものの、ストーリーが少々さらっとしすぎだった。

(読了日:14/3/28)

長野まゆみ『新学期』
出版社: 河出書房新社 (2009/3/4)

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