プラハ&ドイツ旅行記2016/4日目:ドイツ連邦軍軍事史博物館(1)

プラハ&ドイツ旅行記2016/4日目:ドイツ連邦軍軍事史博物館(1)

これまでの旅程はこちらから。
1日目
:羽田〜ミュンヘン〜プラハ移動日
2日目(1):早朝のカレル橋へ
2日目(2):プラハ城へ
2日目(3):ストラホフ修道院
2日目(4):聖ヴィート大聖堂
2日目(5):プラハ旧市街地
2日目(6):市街地散策
2日目(7):ペトシーン展望台
2日目(8):プラハの夜
3日目(1):共産主義博物館
3日目(2):カフカ、市民会館&火薬塔
3日目(3):ドレスデンへ列車の旅
3日目(4):ドレスデン旧市街地
4日目(1):ドレスデン新市街地

 

お昼前。
列車の時間まではまだある。
旧市街へ行こうか迷いつつ、Google Mapを開くと謎の巨大な建物が。

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Museumなので博物館。美術館。
不勉強だから知らなかったのだが、ヨーロッパ最大規模の軍事博物館だった。
ドイツ連邦軍軍事史博物館

後から知ったのだが、設計もこれまた有名な米国人建築家、ダニエル・リベスキンド
世界貿易センタービルの跡地は彼が担当した。
彼はユダヤ系なのだが、ベルリンにあるユダヤ博物館の設計も担当。
これまた(良い意味で)気持ち悪くなる、衝撃的な建物らしい(もちろん展示も)。

「まあ時間あるし行ってみるか〜」

ぐらいの気持ちだったのだが、人生で一番印象に残った博物館となった。

 

博物館の途中に

ひたすら直進なのでわかりやすいのだが、徒歩20分強。
仕方なくてくてく歩く。
もうこれで3日連続ぐらい数万歩歩いていて、だいぶん足がボロボロに。
石畳のせいか腰へのダメージもひどく、咳をすると背骨が折れそうになる始末。
運動不足である。

とはいえ、日本にはない街並みは楽しいもの。
写真屋がポートフォリオを飾るのは万国共通だが、雰囲気がやはり違う。

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街全体がまだ「営業前」という感じ。

道の途中に、黒人さんをドレスデンに来てはじめて見かけた。
ニュースでいわゆる移民の問題を多く目にしたが、拍子抜けするほどにいかにもゲルマン人、アングロサクソンな人々。
黒人、アラブ系、それにアジア人も少ない。
アジア人は観光客風の中国か韓国系の方が多い。概ねみんな派手なのは何故か。

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ドイツの信号の「人型」はちょっと可愛い

ただっ広い公園に辿り着いた時、霧のような雨が。
しばらく大きな樹の下で雨宿り。

5分ほどで落ち着いて来たので再び歩き出す。
専門学校か大学らしき建物を抜けた先には教会。
結構大きい。

ぐるりと回ってみたが、入り口は施錠されていて入れず。
なにか張り紙もあったが、ドイツ語で読めない……。
しかたなく諦める。

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赤いレンガでかなり雰囲気のある教会だった。
きっと中も素敵だろう……。

写真で振り返るとあっさりだが、実際はひとつひとつの区画が広いし建物も大きいしで、だいぶん疲れが。
教会も博物館も、姿が見えてからがなかなか辿りつけないのである。

スニーカーにしなかったのがこの旅の大きな誤算であった。

 

軍事博物館は異様なフォルム

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やっと博物館の正面が見えてきた。
平日のせいか人通りはさほどない。
中も平均がどんなものかわからないがかなり空いていた。

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ベースは旧市街地にあるようないわゆる「洋館」。わざとなのかと感じるくらい、新しくて、ちょっと安っぽい(これは私の感性がイマイチな可能性も否めないが)。

そして異様なのが、生えた?刺さった?ようなパーツ。
中に入って先端部にも行ける。

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継ぎ目

新しくできたばかりということで、建物はとても綺麗で近代的。
チケットを購入し展示を見て回る。

この素晴らしい質・物量の展示がたったの5ユーロ(特別展を入れても7ユーロ)とかちょっと信じられない。
この博物館の意味合いが込められている気がする。

私はトータルで3時間ぐらい滞在したが、一通り見たもののかなり駆け足。
展示手法も凝っているので、ひとつひとつ見ていって、更に説明文も読んだりしたら丸一日かかると思う。
でも次来たら一日はここに割いてもいいと思えるくらいに素晴らしい展示だった。

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内部の構造はびっくりするくらいわかりにくい。
非常ルートのマップを映してみたのだが空間が認識できない。
ワンフロアは大きく2つのセクションに分かれている。
年代ごとに軍と戦争の歴史を追ったセクションと、テーマごとにわかれているセクション。
時間が限られているならしっかり見るところ、流すところを決めておいたほうがよいだろう。

受付から左に進むと常設展の入り口。
一階は照明も暗く、無機質感のある空間。
展示室と繋ぐただっぴろいスペースにはきらきらと蠢く文字。


ドイツ連邦軍軍事史博物館 インスタレーション


ドイツ連邦軍軍事史博物館 インスタレーション(Close up)

hateとloveが踊るインスタレーション。
ここでかなり心を掴まれる。

ドイツ連邦軍軍事史博物館という名前だけど、中世からの戦争の歴史を一望できる場所である。

 

つづく

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