ライアン・ホリデイ『グロースハッカー』

ライアン・ホリデイ『グロースハッカー』

グロースハック入門書的な一冊。
とっても薄くて字も大きいので小一時間で読める。
筆者の体験や事例ベースに”グロースハックとは”、”グロースハックの重要性”がまとめられている。

ビジネス書と一言に言っても数々種類はあるだろうが、
私的には啓蒙書と捉えた。
そもそもビジネス書に課題解決の処方箋を期待する時点でグロースハッカーとして躓いていると思う。

事例はあくまでそのプロダクトに最適なアプローチを取った、という意味でしかない。結局ユーザーに最も響く手段と言葉で会話を続けるしかないという教えを持ち帰れば充分。

読んでいてとても心が痛かった。
これまで自分がマーケティングとプロモーションに溶かしてきた億単位の広告費と、何より貴重な時間と精神力を思い浮かべ途方に暮れる。
使わなきゃいけないお金だったとはいえ、しょうもないことをしてしまった。
宣伝広告費を使えばなんとかなると思っていた時点でどうしようもない体質だったんだろうけれど。

自分がちゃんとユーザーと向き合っているか問いなおすために、ぺらりと読みなおすことを続けるといいのではないか。

グロースハックというワードがどこまでグロースするのかわからないけれど、ユーザーと向き合うことができない会社に生存の道はない。

クックパッド、Zaimの事例も卑近な例として興味深い(特にZaimは閑歳さんのお話を聞いたばかりだったし)。
PDCAを回す、本当に当たり前のこと。

(読了日:13/12/18)

 

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